弥生人の日記

弥生顔の日常をお伝えする趣味ブログ

新入社員時代のクスっと笑える思い出

どーも、弥生人です。

今回選ばせてもらったお題はこちら⇒お題「新入社員時代のクスっと笑える苦い思い出はありますか?」

 

社会人歴も15年を越えた今、思い返すと仕事でも様々な笑えるエピソードがありました。今回は経験値の少ない新人の頃の自分が、先輩のクスっと笑える出来事に救われたエピソードをお話します。

 

それは、とある日の午後からの打合せで起きました。自分は初めて打合せの進行役を任されるということで、緊張していました。うちの会社からは自分とT先輩。相手は課長、係長、担当の3人での打合せ。内容は論理的な説明と感情論を交える必要のあるわりと難しい打合せとでした。しかも課長クラスに説明するのは初だったので、前日から緊張のあまり眠れなかったのを覚えています。

 

長方形のテーブルの窓側に自分とT先輩が座り、相手の3人がその対面に座る配置でした。まずは改めて自己紹介と打合せの趣旨説明からスタート。緊張して、用意していた書類を持つ手が震えていました。そんな中、突然自分の前にいた係長が『痛っ』っと声を上げたあとに顔を抑えている姿がありました。本人も含め、みんな何が起きたか分かっていない状態。

 

そして数秒後にテーブルの上にボタンが落ちているのを発見しました。初期状態では落ちていなかったものです。そのボタンが何か分からないまま、ひとまず話を進めようと喋ろうと思っていたら、突然T先輩が『〇〇係長、すみません。そのボタンは私のスーツのボタンが飛んでいってしまったようです』と話します。

 

たしかにT先輩のスーツのボタンが一つ外れていて、他のボタンと同様のものだったので間違いなさそうです。そこでみんなは、この異常事態の発生源について初めて気付きます。

 

T先輩は100㎏を越える巨漢。スーツの前ボタンを止めたまま座っていたため、T先輩のお腹周りの圧力に耐えきれずに、スーツのボタンが係長の顔めがけて飛んでいったようです。よく考えたら昼食もラーメン大盛りを食べていたので、いつも以上にパンパンに膨れていたことでしょう。

 

そんなことある!?と思いましたが、直後みんなで大爆笑が起きました。

緊迫感のある打合せが、この件をきっかけに非常にフレンドリーな雰囲気となり、自分も一気に緊張が解けました。そして、商談も無事に成功。

 

帰りの車中でT先輩にお礼を言いました。

『あのボタン事件のおかげで緊張も解けて上手く説明ができました。ありがとうございます。』と。

するとT先輩は、『おぉ、お前が緊張してたから和ませるために狙ってやったんだ。』と言いました。

 

そんなわけあるか~い(笑)

 

どちらにしても、後世に語り継がれる伝説の会議となりました。T先輩、その説はお世話になりました。

 

今回のお題の回答は以上となります。自分と同じように、先輩がスーツのボタンを飛ばして緊張を和ませてくれた方、少しでもこの記事が面白いと思ってくれた方は、スターや読者登録していただけると嬉しいです。他にも自分はこういった思い出があるよなどあればコメントお願いいたします。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

弥生人