弥生人の日記

弥生顔の日常をお伝えする趣味ブログ

銭湯の思い出・・・(時効ネタ)

どーも、弥生人です。

今回選ばせてもらったお題はこちら⇒お題「銭湯の思い出・・・」

 

今回は社会人バスケチームで大会出場のため、県外へ遠征した際のエピソードにしたいと思います。ちょっと昔過ぎて、どこの県の民宿だったかは覚えていませんが、民宿に併設していた銭湯での話。たしか北関東の県だったような気はします・・・

 

その大会は夏に開催され、全国から有数のチームが男女ともに多く集まっていて、かなり賑わっていました。そして大会で顔を合わせていたチームも同じ民宿に泊まっていました。女子のチームもいて、内心みんなでドキドキしていた事を覚えています。

 

そして夕食も終わりチームのメンバーと銭湯に行く事になりました。すると、先に団体が入っていて、よく見ると昼間に対戦した敵チームの面々がいました。試合はこちらが勝利しましたが、かなりバチバチにやりあっていて、お互い良い印象はなかったはずです。

 

一応挨拶だけはしましたが、それ以降も特に誰かが話すわけでもなく、無言が続く嫌な空気が流れます。先ほどまで賑やかにしていた銭湯内に、急激にピリピリした緊張感が走ります。そんな時に、こんな気まずい空気を一変する声が聞こえてきました。それは、壁の向こう側の女子風呂から女子特有の楽しそうな声が聞こえてきました。その声の数から考えるに、おそらく民宿に泊まっていた女子チームの一つだと思います。

 

男子風呂の面々は静かにみんなで顔を見合わせました。そして若気の至りということもあり、なんとか壁の上から覗けないかとバスケの戦略さながらの作戦を立てました。同時に敵チームも同様の作戦を考えていたようです。そしてこの後、そんな高い壁を越えるためにバスケ部として日々練習していた成果を発揮することとなります。

 

うちのチームはそこまで身長が高いメンバーがいないためピラミッド型を考えました。一度ピラミッドを築いてしまって、頂上の一人をメンバーチェンジしていくフォーメーション。

 

敵チームは2m超えのプレイヤーが2人もいたため、肩車作戦の様子。

 

それでは試合開始です。

 

うちのピラミッドは順調に組み立てられていきます。

敵チームも2mの選手が小柄な選手を肩車成功。

全員が全裸なことは誰も気にしていません。真剣勝負です。

 

お互いのチームが全力を出して壁を越えようとしますが、どちらも絶妙に高さが足りない。そこで両チームが気付きました。

 

次なる作戦は『昨日の敵は今日の友作戦』です。

 

うちのチームのピラミッドに敵チームも加わってもらい、高さを増す作戦。ちなみにこ女子達にバレないように、非常に静かに迅速に対応していました。これも日々のバスケの練習で行われているコミュニケーションの蓄積により成せる業。

 

そしてここから先のことはあえて話はしませんが、作戦が成功した事だけはお伝えしておきます。そして、両チームともにバチバチの関係性を、『銭湯(女子風呂)』が一気に解消してくれる事になりました。『銭湯』の効果ってすごいですね・・・

 

そしてこの大会終了後も、この敵チームと頻繁に練習試合まで行う関係性となりました。

 

それでは今回のお題については以上となります。自分と同じように、『銭湯の効果ってすごいと思った方』や『バスケの練習って素晴らしいと思った方』は、スターや読者登録していただけると嬉しいです。他にも自分はこんな銭湯の思い出がありますなどあればコメントお願いいたします。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

弥生人